- Kindle端末がいらない人はどんな人?
- Kindle端末とスマホ・タブレットとの比較は?
- 結局どんな人はKindle端末を買うべき?
Kindle端末の購入をためらっている方に向けた記事です!
Kindle端末はKindleの電子書籍を読むことに特化した電子書籍リーダーであるため、普通のタブレットのようには使えません。
その分だけ読書に特化した機能を備えており、その点を無視して「Kindle端末はいらない」と言い切るのは早計です。
この記事ではKindle端末はなぜ読書用に人気なのか、スマホやタブレットと比較して何が違うのか、本当にいらないタブレットなのかを解説していきます。
Kindle端末をいらないと思う前にチェックすべき3つの特化分野
Kindle端末・スマホ・タブレットそれぞれの得意分野を表でまとめた結果、以下のような用途が最適です。
用途 | Kindle端末 | スマホ | タブレット |
---|---|---|---|
文字中心の読書 | 最適 | 読書以外の通知が多い | Kindle端末より重たい | 問題なく読める
漫画の閲覧 | 白黒で閲覧可能 | カラー対応 | カラー対応 |
写真集やデザイン書籍 | 表示がモノクロのみ | 画面が小さい | カラー表示に対応画面が大きい | カラー表示に対応
多機能性 | 読書以外はほぼ不可 | 多機能 | 多機能 |
Kindle端末は小説などの文字中心の読書特化のタブレットです。
確かに表にしてスマホ・タブレットと比較してみるとKindle端末が得意な分野は極めて狭いことが分かります。
それでもKindle端末はスマホやタブレットと比較しても読書体験の品質は上回るため、普段から本に触れる方にとっては「Kindle端末はいらない」とはなりません。
以下からは特にKindle端末がスマホやタブレットと比較して優れている点を3つピックアップして紹介していきます。
E-linkディスプレイで目に優しい
Kindle端末はE-inkディスプレイを採用しており、紙のような自然な見た目で目に優しいのが特徴です。
このディスプレイによって、長時間読書をしても目が疲れにくくなります。特に以下のような読書環境でその効果が発揮されます。
- 夜間に照明を落として読書するとき
- 屋外で太陽光が当たる場所で読書するとき
- 読書の際にブルーライトを軽減したい場合
スマホやタブレットのバックライトとは異なり、E-inkディスプレイは長時間の読書でも目の疲れを抑えられます。
E-inkディスプレイは反射が少ない点もメリットであり、スマホのように画面がギラギラしないため、屋内・屋外問わずにリラックスした読書体験が得られます。
特に夜間の読書で効果を発揮します。
Kindle端末は夜に読書を習慣にしている方におすすめです。
余計な機能がなく読書に特化している
Kindle端末は読書以外の用途を最小限に抑えることで、読書体験に集中できます。
一般的なスマホやタブレットのように通知やSNSで中断される心配がありません。そのため、読書習慣をつけたい人には最適な選択肢です。
小さいお子さんに読書の習慣をつけたいという親御さんに向けた「Kindleキッズモデル」も販売されているため、通常のタブレットやスマホを与えるのが心配な方にもおすすめです。
以下の記事でKindleのキッズモデルと通常モデルとの違いについても解説しているので参考にしてください。
タブレットの中では比較的安い価格
スマホやタブレットと比較すると、Kindle端末は用途が読書に絞られている分、安価に購入が可能です。
デバイス | 価格帯 | 読書体験 | その他の用途 |
---|---|---|---|
Kindle端末 | 14,980〜64,980円 | 長時間の読書に最適 | 読書以外の用途はほぼ不可 |
Fireタブレット | 8,980~34,980円 | レスポンスが悪い | 動画コンテンツにおすすめ |
iPad | 58,800円〜168,800円 | 読書も問題なく対応 | 多機能で作業や娯楽に適応 |
Xiaomiタブレット | 21,780円~62,800円 | 読書も問題なく対応 | ゲーム等にはスペック不足 |
スマホ | 20,000円〜200,000円 | 短時間の読書向き | 通信や多機能アプリ対応 |
Kindle端末は比較的価格が安く購入できるタブレットとして人気が高く、Amazonのセール時には必ず割引価格で購入できる点も見逃せません。
同じくAmazonで販売されている「Fireタブレット」はKindle端末より低価格なので、値段の安さでタブレットを選びたい方にはおすすめの選択肢の1つです。
Kindle端末はKindle Unlimitedとの連携も魅力
- 月額980円で200万冊以上のKindle Unlimited対象作品が読み放題
- 小説だけでなく漫画・雑誌・学術書・ビジネス書・自己啓発本など幅広いジャンルをラインナップ
- 無料体験中の解約もOK&違約金なしで解約可能
Amazonが提供している本読み放題サービスの「Kindle Unlimited」との連携もKindle端末の魅力です。
電子書籍が追加費用なしで読み放題(月額980円)となり、小説だけでなく様々なジャンルを取り揃えている点がメリットです。
Kindle端末のモデルによっては購入時に3ヶ月分無料特典が付属するので、購入の際にはチェックしてみましょう。
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- Kindle Unlimitedキャンペーンページで無料体験が表示された方限定
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Kindle端末をいらないと感じる人の特徴
- 漫画を中心を読む人
- カラーが重要な本を楽しみたい人
- タブレットを複数台持ちたくない人
Kindle端末がいらない人は明確で、小説をメインに読まない方が当てはまります。
特に漫画を中心に読書をする方や、白黒のディスプレイでは困るという方はKindle端末がいらないと感じるでしょう。
以下からは特にKindle端末を買うべきではない人の特徴について掘り下げて紹介していきます。
漫画を中心を読む人
Kindle端末は文字中心の本に特化しており、活字や洋書に強いタブレットです。
逆に漫画を多く読む人には不向きです。特にカラーが必要な漫画の場合、他のタブレットの方が適しています。
- モノクロ表示のみ対応しており、カラー版には向かない
- 濃淡のコントラストが淡めに設定されており、その点をデメリットに感じる人もいる
- ページめくり速度がスマホやタブレットに比べて遅い
- 漫画のコマが多い場合、拡大縮小が頻繁になりストレスを感じる
これらの理由から、漫画やカラー書籍を楽しみたい人には、Kindle端末はあまりおすすめできません。
以下の記事でKindle端末で漫画が読みにくい場合の解決方法は?実は向いてないって本当?という情報を解説しています。漫画中心に読書をする方は合わせてチェックしてみましょう。
カラーが重要な本を楽しみたい人
Kindle端末は白黒のディスプレイなので、写真集やグラフィック重視の書籍には不向きです。
E-inkディスプレイはモノクロ表示しかできないため、カラーでの表現が求められる本には限界があります。
以下のジャンルに当てはまる本をメインに読みたい方はKindle端末はいらないと感じるでしょう。
- 週刊誌・月刊誌などの雑誌
- 図解を多様するビジネス書や実用書
- 写真集
- 絵本
- 図鑑
タブレットを複数台持ちたくない人
Kindle端末はあくまで読書専門のタブレットです。
すでにスマホやタブレットを持っている場合、さらに別のデバイスを持つことに抵抗を感じる人には不便に感じられるかもしれません。
特に持ち運びを前提にタブレットを購入したい方にとって、複数台のタブレットを持ち運ぶのは管理も面倒になるでしょう。
Kindle端末はスマホで十分という意見に対する反論
Kindle端末の読書とスマホでの読書は体験に大きな違いがあるため、筆者の意見としては「スマホで十分」とは思いません。
前提としてディスプレイサイズに大きな違いがあり、スマホで読書をする場合にはディスプレイが縦長かつ収められる文字数が少ないという欠点があります。
スマホでの読書は操作量だけでなく視線移動が多く、読むという行為の前にノイズが大きく、疲れを感じてしまいます。
一方でKindle端末なら大きすぎず小さすぎないタブレットサイズなので、ページめくり以外の動作がありません。
「スマホで十分」という人は電子書籍における品質の良い環境を知らないだけ、我慢しているだけと言い切らせて頂きます。
結論 Kindle端末は読書特化タブレットだと知っていると失敗しない
Kindle端末がいらないと感じる方の多くは、小説などの文字だけの読書以外の用途を求めている方です。
多機能ではなく読書に特化したタブレットであり、iPadなどの多機能なタブレットと比較するとそもそも用途が異なっています。
文字だけの読書をとことん楽しみたい方にとっては低価格かつ目に優しい点で優れたタブレットなのは間違いありません。
結論として、小説・エッセイ・ビジネス書を読む方には最適です!
おすすめのKindle端末が分かるKindle端末全7種類の比較も用意しているので、どのKindle端末を選べば良いのか知りたい方は以下の記事と早見表を参考にしてください。