Kindle Oasisの新型はいつ発売？ 2024年に11世代の次期モデルは出る？

Kindle Oasisは物理ボタンを搭載したKindle向けの電子書籍リーダーですが、2019年に発売された10世代モデルを最後に、新しいモデルが登場していません。

そんな次世代モデルのKindle Oasisについて知りたい方に向け、Kindle Oasisの新型の将来について2024年現在の最新情報を詳しく紹介していきます。

結論から言えば、廃版になる可能性が高いのが現状です。

2024年10月に発表された新型Kindleにもラインナップは無く、「Kindle」「Kindle Paperwhite」「Kindle Scribe」の3モデルのみ新型が発表されました。

しかし、Kindle以外には物理ボタン搭載の優れた代替機も存在します。

今後の選択に悩む方のために、Kindle Oasisの買い替え先であるBOOX PageとBOOX GoColor7についても詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

Kindle Oasisの新型（第11世代）はいつ発売される？

この記事の執筆時点（2024年8月）で、Kindle Oasisの新型に関する具体的な情報や発売日の予定は明らかになっていません。

3年ごとに新型が発売されており、「2022年に新型が発売されるのでは」と期待されましたが、実際に発売されたのは手書きメモ機能がついている「Kindle Scribe」でした。

公式の発表がないため、現時点では新型Kindle Oasisの発売については何もわからない状態です。

また、2024年10月16日には「Kindle Oasis以外」の新型Kindleが発売されており、明らかにOasisはラインナップから外れてしまったことが分かります。

過去のKindle Oasis発売スケジュール

モデル	発売日
第8世代（1代目）	2016年4月27日
第9世代（2代目）	2017年10月31日
第10世代（3代目、現行モデル）	2019年7月24日

この表を見ると、おおよそ2年おきに新しいモデルが発売されていることがわかります。

最後に第10世代が発売されてからもう5年経ちますが、まだ新型Kindle Oasisの情報は一切発表されていません。

物理ボタンを備えたタブレットは一部で需要がありますが、Appleやサムスンの新製品には物理ボタンが搭載されたモデルをリリースしていません。

大手メーカーがリリースする近年のニューモデルでは、タッチスクリーンやジェスチャー操作を重視したデザインが主流となっています。

Kindle Oasis以外の発売スケジュール

Amazonが発売しているKindleシリーズには、他にも無印の「Kindle」や「Kindle Paperwhite」「Kindle Scribe」が存在しています。

KIndleがエントリーモデルであり最も安く、Kindle Paparwhiteがスタンダードモデル、Kindle Scribeがメモの書き込みができる仕様になっています。

KindleもKindle Paperwhiteも約3年ごとに新型が発売されているものの、Kindle Oasisは5年以上新型が発売されていないことは少し不自然に感じられます。

Kindle Oasisが10世代で廃版になる可能性

Kindle Oasisが10世代で廃版になる可能性は高いと言えます。

なぜなら、Amazon商品ページの比較表からKindle Oasisが消されているからです。

AmazonでKIndleと検索しても、上記の3点しか表示されず、Kindle Oasisと打ち込まないと商品ページに飛べません。

また、 2023年秋に開催されたAmazonデバイス発表会ではFire TV StickやEchoについての情報があったものの、Kindle Oasisについては全く触れられていませんでした。

Amazonが新型Kindle Oasisを発売するつもりがあれば、現行のKindle Oasisへの注目を集めるマーケティング施策や製品へのリンクを積極的に展開するはずです。

しかし、そのような動きが見られないことから、Amazonは近い将来Kindle Oasisの新型を発表する計画をあまり持っていないと推測できます。

Kindle Oasisの買い替え先におすすめなタブレット

Kindle Oasisを買い替えたい方へ向け、Kindleが利用でき、物理ボタンを搭載したデバイスを紹介します。

今回紹介する「BOOX Page」と「BOOX GoColor7」は、Kindle Oasisの物理ボタンや高品質なディスプレイといった特徴を兼ね備えています。

BOOX PageとBOOX GoColor7はどちらもAndroid OSを搭載しており、Kindleアプリをインストールすることが可能です。

BOOX Page

定価価格	39,800円
サイズ	約156×137×6mm（7インチ）
カラー	ブラック
重量	195g

BOOX Pageは、Kindle Oasisと同様に軽量ボディと物理ボタンを特徴としており、Androidベースで多様なアプリに対応する高機能な電子書籍リーダーとして差別化されています。

BOOX Pageのメモリは3GBになっており、1GB搭載のKindle Oasisよりスペックが高く、動作が早く滑らかに機能するのがメリットです。

拡張性にも優れていて、Kindle OasisにはないMicroSDXCカードスロットがあるので最大1TBまでストレージ容量を簡単に増やせます。

しかし、Kindle Oasisと比較すると価格が高く、防水機能がついていない点がデメリットとして挙げられます。

読書に特化したKindle Oasisに比べ、Androidベースでアプリの自由度が高いので、よりカスタマイズ性や多機能性を重視する人におすすめです。

BOOX GoColor7

定価価格	49,800円
サイズ	156×137×6.4mm（7インチ）
カラー	ブラック
重量	195g

BOOX GoColor7はカラーE Inkディスプレイを搭載し、防水性能と大容量拡張ストレージを備えた、多機能な7インチAndroid電子書籍リーダーです。

物理ボタン搭載であり、防水機能が備わっている点はKindle Oasisと同じですが、BOOX GoColor7はカラーディスプレイを搭載しています。

1つ前に紹介した「BOOX Page」よりもさらに拡張機能がパワーアップしており、MicroSDカードで最大2TBまで拡張可能で簡単にストレージを増やせます。

Android OSを採用しているため、多様なアプリをインストールでき、PDFにも対応していますが、価格が高いことがデメリットとして挙げられます。

漫画や雑誌をカラーで楽しみたい人、Kindle OasisとBOOX Pageよりもさらに大容量を必要としている人におすすめです。

Kindle Oasis(第10世代)

定価価格	31,980円
サイズ	159 x 141 x 3.4-8.4 mm
カラー	ブラック
重量	188g

残念ながら、Kindleシリーズに物理ボタンが搭載されているものはKindle Oasisのほかにありません。

長く使っていると、物理ボタンがヘタってきたり、画面が固まってしまったり、充電ができなくなったりするので、その場合は買い直しをおすすめします。

充電ケーブルがmicro USBというデメリットはあるものの愛用者は多く、根強い人気を誇っているので買い直しも1つの選択肢です。

ただし廃版の可能性もある現場から、在庫切れも頻発しているのでリストに追加して入荷情報は頻繁にチェックしておきましょう。

Kindle Oasisの新型・発売時期に関するよくある質問