Amazonの「Audible(オーディブル)」のようなオーディオブックは通勤時間やウォーキング中など、スキマ時間に活用できる点で長く使うイヤホンにはこだわりたいところです。
この記事では3,000円以下の低価格モデルから、1万円超の人気モデルなど、様々な価格帯かつ用途・形状別におすすめイヤホンを紹介していきます。
オーディブル向けの選び方や、「ノイキャン」など本当に必要なの?という機能の有無についても紹介していきます。
オーディオブックにおすすめなイヤホン早見表
手っ取り早くおすすめイヤホンを知りたい方はこちら!
とにかく安いモデルなら
AOKIMI
ワイヤレスイヤホン
音質重視のおすすめ
オーディオテクニカ
ATH-CKS50TW
骨伝導イヤホンのド定番
SHOKZ
OpenMove
オープンイヤーのおすすめ
Anker
Soundcore V20i
Apple製品ユーザーなら
Apple
AirPods(第3世代)
ネックバンド型イヤホンなら
JBL
TUNE125BT
「audiobook.jp」の期間限定キャンペーンも要チェックです!
オーディオブックにおすすめなイヤホン6選・2024年最新版
今回紹介しているオーディオブックにおすすめなイヤホンは以下の6つです。
実際に筆者が使用しているモデルを含めて用途・価格別にラインナップしているので、自分がオーディオブックを聞くシチュエーションに合わせて選びましょう。
とにかく安いおすすめモデル
AOKIMI ワイヤレスイヤホン
接続方法 | Bluetooth 5.3 |
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バッテリー時間 | 連続4~6時間、バッテリー最大36時間 |
重量 | 32g(全重量) |
- 音質にはあまりこだわらない人におすすめ
- 安くて長時間使えるモデルを探しているなら
- 低価格ながら防水性能を搭載している
- 価格相場の作りで音質は高くない
- ノイキャン機能は通話時のみなので注意
- 初期不良の口コミがある
とにかく安いワイヤレスイヤホンを探している方には、「AOKIMI ワイヤレスイヤホン」がおすすめです。
低価格ながら充電なしの連続使用でも4~6時間以上途切れないため、海外へ行く飛行機の中で使うといった特殊な状況でもない限り充電せずに長時間使えます。
ノイスキャンセリングについては音声通話時のみ利用できますが、あまり期待しない方が良い程度の性能となっています。
デザインはAppleの「AirPods」に似ているので、価格よりはチープに見えない点も少し嬉しいポイントです。
カナル型(耳栓型)の方が良い場合、同社がリリースしている「AOKIMI ワイヤレスイヤホン(カナル型)」のモデルもチェックしてみてください。
音質重視・高級志向のおすすめモデル
オーディオテクニカ ATH-CKS50TW
接続方法 | bluetooth 5.2 |
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バッテリー時間 | 最大約50時間、連続20時間 |
重量 | イヤホン本体:約8g(L側),約8g(R側) 充電ケース:約60g |
- オーディオテクニカ製品ならではの音質の高さ
- ノイスキャンセリングが切り替え可能
- バッテリーの持続時間が非常に長い
- 信頼度の高い国内メーカーなので価格が高価
- フィット感が高いので苦手な人もいる
音質にこだわりたい・なおかつ完全ワイヤレスイヤホンが欲しい方には、「オーディオテクニカ ATH-CKS50TW」がおすすめです。
重低音域の強さ・装着感の高さが特徴の高級モデルとなっており、ノイスキャンセリングもワンタッチでON/OFFの切り替えが可能なので使うシチュエーションを選びません。
バッテリーの持ちも非常に良く、ノイズキャンセリング機能OFF時には20時間の連続使用が可能です(機能ON時には15時間)。
元々イヤホンにこだわりたいと考えていた方や、オーディオブックを高音質で楽しみたい方には最適なイヤホンです。
骨伝導イヤホンのド定番
SHOKZ OpenMove
接続方法 | Bluetooth 5.1 |
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バッテリー時間 | 通話時6時間 |
重量 | 29g |
- 外で使いたい・運動中に使いたい人にベスト
- 防水機能があるため、汗をかいていても安心
- 通話機能にも優れている
- 音質にこだわりたい人には不向き
- 骨伝導イヤホンなのでやや高めの価格
散歩・ウォーキング中・筋トレ中など、運動中にオーディオブックを楽しみたい方には「SHOKZ OpenMove」が最もおすすめなイヤホンです。
骨伝導イヤホンなので耳をふさがないメリットがあり、周囲の音と一緒にオーディオブックを聴けるので、外で使う際には安全に気を使えます。
骨伝導イヤホンは比較的価格が高価になりやすい傾向にありますが、骨伝導定番メーカーの中でも比較的低価格なモデルです(3,000円程度の低価格帯だとそもそも骨伝導が嘘というイヤホンもあるので注意が必要です)。
外で使うだけでなく、小さなお子さんのいる家庭でも子供の声を聞き逃さないので、忙しい主婦の方にも賢い選択肢です。
耳をふさがないオープンイヤーのおすすめ
商品名
接続方法 | Bluetooth 5.4 |
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バッテリー時間 | 最大8時間(イヤホン本体のみ) /最大36時間(充電ケース使用時) |
重量 | イヤホン本体:約3g(L側),約3g(R側) 充電ケース:約353g |
- オープンイヤー型で耳への負担が少ない
- バッテリーの持ちを重視したい方
- 外で使いたい・運動中に使いたい人にもおすすめ
- オープンイヤー型なので音漏れがある
- フィット感には個人差がある
バッテリーの時間を重視したい方・オープンイヤーモデルが良い方は、モバイルバッテリーなどでも有名なAnker製の「Anker Soundcore V20i」が最もベストなイヤホンです。
こちらは実際に筆者が使っているモデルですが、耳への負担が少ない点で非常に重宝しています。
カナル型(耳栓型)イヤホンだと耳の中が蒸れてしまって不快に感じる方や、耳の穴が小さくて痛くなってしまう方には最もおすすめできるイヤホンです。
また、外部の音が聴けるという点から、外で使う際に利用できるイヤホンなので、骨伝導イヤホンは高すぎるという方もこちらのモデルを検討してみましょう。
Appleユーザーにおすすめ
Apple AirPods(第3世代)
接続方法 | Bluetooth 5.0 |
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バッテリー時間 | 最大6時間(イヤホン本体のみ) /最大30時間(充電ケース使用時) |
重量 | 4.28g(イヤホンのみ)、37.91g(充電ケース) |
- iPhoneユーザーなら検討の価値あり
- 自動で耳に合わせた最適な音に調整してくれる
- 紛失時にiPhoneから探すことができる
- イヤホンを装着中にSiriも活用できる
- 多機能&Appleブランドなので価格が高い
- 価格の割にノイズキャンセリング機能が無い
普段からApple製品を使っている方なら、「Apple AirPods(第3世代)」も検討してみましょう。
約2万6,000円と非常に高価なイヤホンですが、音質・機能性・バッテリーの持ちのいずれもハイスペックとなっています。
アダプティブイコライゼーションというユーザーの耳の特徴を検知し、いつでも最適な音になるよう調整する機能が搭載されているのはApple製品ならではです。
iPhoneやMacbookを使っていてApple製品でデバイスを統一したい方や、ブランドや品質にこだわりがある方には特におすすめです。
ネックバンド型のおすすめモデル
商品名
接続方法 | Bluetooth |
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バッテリー時間 | 最大16時間 |
重量 | 18.3g |
- すぐに外して首にかけておける
- 完全ワイヤレスより落下や紛失のリスクが低い
- バッテリーと一体なので最大稼働時間が長い
- カナル型イヤホンなので人を選ぶ
- 完全ワイヤレスと違ってコンパクトさに欠ける
- 防水機能がない
ネックバンド型のイヤホンは「JBL TUNE125BT」を推奨します。
首にかけて使うので、落下や紛失のリスクが完全ワイヤレス型のイヤホンより低いうえ、コンビニなど店員さんの声を聞きたい場合には、耳からサッと外して首にかけておくだけでわざわざしまう必要がありません。
バッテリーの時間についても、イヤホンと充電部分が一体化しているので最大16時間と完全ワイヤレスイヤホンの2倍以上の稼働時間があります。
ただしバッテリーが一体化している関係上、防水機能はないため、雨の日に外で使うといった用途には使えません。
激しい運動中にオーディオブックを利用したい方や、頻繁にイヤホンをつけ外しする環境にある方におすすめです。
オーディオブックにおすすめなイヤホンの選び方・必要な機能
この項目ではオーディオブックにおすすめなイヤホンの選び方や、機能について紹介していきます。
どのシチュエーションで使うかによって選び方が変わってくるので、まずは自分がよく使うシチュエーションを考えておきましょう。
理由がない限りはワイヤレスイヤホンがおすすめ
普段使い用に1個イヤホンを用意するなら、Bluetoothで接続できるワイヤレスイヤホンがおすすめです。
有線のイヤホンは「音質が良い」「充電の必要がない」「比較的低価格」といったメリットがありますが、通勤中やウォーキング中には邪魔になってしまいます。
また、有線イヤホンにはiPhoneのように独自の規格でしか接続できないスマホに対応できないというデメリットがあります。
有線イヤホンを購入する場合には、ワイヤレスイヤホンと使い分けが前提になります。
オーディオブックをお家でじっくり楽しみたい方や、もともとオーディオにこだわっている方なら有線イヤホンもおすすめできます。
ノイキャン搭載モデルはON/OFFできるか確認しよう
ノイズキャンセリング(ノイキャン)を搭載しているモデルは、機能のON/OFFができるか確認しましょう。
ウォーキング・散歩用にノイキャン機能をONにしている場合、周囲の音に気が付かずに事故にあってしまうリスクが高まります。
ただしノイキャン機能がないからと言って、自動車・自転車の運転中にイヤホンを装着することは推奨できません。
イヤホンでオーディオブックを聞いていた際に事故を起こした場合、安全運転義務違反によって行政処分を課されるリスクがあります。
運動中に使うなら骨伝導イヤホンも要検討
骨伝導イヤホンなら耳に直接イヤーピースを入れないので、外部の音を取り込みつつオーディオブックを楽しめます。
ジムでのトレーニングや、ウォーキング・散歩中といったタイミングでオーディオブックを聞きたい方は検討する価値があります。
モデルによっては防水に対応しており、スイミング中に利用できるモデルもあるので幅広い用途に対応できます。
小さなお子さんがいる家庭において家事の最中に利用したいという場合にも、子供の物音や声が聞こえるのでおすすめです。
ただし骨伝導イヤホンは「偽」の商品が多く、以下のように実際には骨伝導イヤホンではないものが骨伝導に近い訴求で販売されています。
骨伝導イヤホンを購入したいなら、まずは信頼性の高いメーカーから選ぶ必要があります。
また、骨伝導イヤホンは1万円帯がメーカー品の相場となっており、極端に安いモデルは品質を危ぶんだ方が良いでしょう。
最も知名度が高い・信頼性の高いメーカーから選ぶなら、2011年から骨伝導イヤホンに力を入れている米国メーカーの「SHOKZ」が安心です。
オーディオブック用に選んではいけないイヤホン
- 常にノイズキャンセリング機能がONになっているイヤホン
- バッテリーの持ちが悪いワイヤレスイヤホン(4時間以上が目安)
- 外で使うなら「ネックスピーカー」はNG
オーディオブック用に選んではいけないイヤホンですが、ノイズキャンセリング機能をOFFにできないイヤホンは避けるべきです。
オーディオブックを使うシチュエーションとして、最も利用されているのが「通勤時間」「ウォーキング中」の2つです。
ノイキャン機能がONのままだと外部の音に気が付かず、思わぬ事故に会う危険性があるため、ノイキャンを使いたいなら必ずON/OFFを切り替えられるモデルから探しましょう。
個人的な体験談であり、イヤホンではありませんが、筆者は「ネックスピーカー」を購入して損をしたなと感じています。
首にかけるスピーカーなのですが、本当にスピーカーから直接音を出しているのと全く変わらない上に遮音性は一切ないため、使えるシチュエーションがごくごく限られてきます。
オーディオブックにおすすめなイヤホンに関するよくある質問
この項目ではオーディオブック用のイヤホンに関するよくある質問と、その回答を紹介していきます。
オーディオブック向けのイヤホンの価格はいくらですか?
品質にこだわらないのであれば3,000円程度のイヤホンでも十分にオーディオブックを楽しめます。
ウォーキング・散歩中など、運動中に使う際には1万円程度の予算があると安心です。
オーディオブックに骨伝導イヤホン をおすすめする理由は?
オーディオブックを聞くシチュエーションとして、通勤時間・ウォーキング中の利用が最も多く、それらのシチュエーションには骨伝導イヤホンがベストだからです。
骨伝導イヤホンなら外の音を聞き漏らさないため、事故に会うリスクを下げるなど、安全性を高められます。
オーディオブック用に100均のイヤホンでも大丈夫?
100均にもワイヤレスイヤホンは販売していますが、オーディオブック用にはあまり向きません。
そもそも種類が少ない・バッテリーの持続時間が短い・カナル型以外の選択肢がほぼない点がデメリットです。
そもそも100均でも1,000円以上かかってしまうので、結局メーカー品を買う方が長持ちして経済的です。
イヤホンプレゼントを行っているオーディオブックがあるって本当?
掲載おすすめモデルの振り返りはこちら!
とにかく安いモデルなら
AOKIMI
ワイヤレスイヤホン
音質重視のおすすめ
オーディオテクニカ
ATH-CKS50TW
骨伝導イヤホンのド定番
SHOKZ
OpenMove
オープンイヤーのおすすめ
Anker
Soundcore V20i
Apple製品ユーザーなら
Apple
AirPods(第3世代)
ネックバンド型イヤホンなら
JBL
TUNE125BT