Audibleの評判を100人の口コミから徹底調査＆グラフで分かりやすく解説

Amazonの「Audible（オーディブル）」はオーディオブックサービスとしてダントツの知名度・人気があります。

しかし良い評判・良い口コミだけでは自分に本当に合ったサービスか分からないため、悪い評判・悪い口コミ・デメリットにも目を通しておくと安心です。

当メディアの独自調査では、「1,500円という月額料金が高い」「ジャンルの偏り」が悪い評判として最も多い評価であり、「ながら聴きに最適」「内容と朗読の品質」が良い評判として最も多い評価だと判明しています。

この記事では実際にオーディブルを使っている方に向けた100人アンケートを実施した結果と、オーディブルユーザーの筆者の経験に基づく評判を紹介していきます。

Audibleの評判と口コミを100人の利用者に調査

調査対象	18歳以上の男女100名（オーディブルユーザー限定）
調査	Googleフォームを活用したアンケート形式
調査項目	価格・サービスの品質・用途・解約タイミング・おすすめ作品

当メディアが独自にオーディブルユーザーを対象とした100人アンケートを実施し、良い評判と悪い評判を調査しました。

以下からはアンケート調査で得た回答から、オーディブルの評判・評価・感想を掘り下げて紹介していきます。

サービス全体の満足度

サービス全体の満足度は上記の通りになり、5段階評価では3.9という評価になりました。

特筆すべき点として、「良くない」「悪い」の評価が全体の4％であり、サービス全体の満足度として悪い評価はかなり少ないと分かります。

しかし5段階評価で最高だと回答したユーザーはそこまで多くなく、デメリットもあるので「良い」という回答が最多の63％という結果になりました。

月額料金に対する満足度

月額料金に対する満足度は「普通」という回答が最も多く、「オーディブルは高い」という悪い評判の裏付けになりました。

1,500円という月額料金は紙の本や電子書籍を毎月購入する場合と比較すると決して高いとは言えない価格設定だと言えます。

実際の口コミの中には、「Amazon Prime会員とは別の料金が発生するので割高に感じる」という意見も見られました。

悪い口コミ・悪い評判

オーディブルの悪い口コミ・悪い評判では、やはり「月額料金の高さ」がデメリットだと感じているユーザーが多いと分かりました。

以下が悪い口コミ・悪い評判の傾向と特徴です。

続いて聴ける本の数・聴ける本のジャンルについて言及するユーザーが多く、全体の3割ほどはラインナップが良くないと感じています。

しかし、良い口コミ・良い評判では「ラインナップが多い」「ジャンルが豊富」と回答した方が3割という結果が出ており、本の好みによって満足度が変わってくるとも分かりました。

好きな本でも、苦手な声の人が朗読してたら残念だなと感じてしまった。

Amazonプライム会員が月額500円で映画やアニメを見れるのに対し、オーディブルは月額1,500円もするので割高に感じてしまう。

オーディブルに限った話ではないが、Amazonは検索機能が乏しいので検索結果から意中の本を探しづらいと感じる。

ながら聴きだと難しい内容のものは頭に入りにくく、集中して聴かなくてはならない。

スピード感に関しては、やはり通常の目読よりもだいぶ劣るなと感じた。

聞き逃してしまった部分はアプリを操作して10秒戻るボタンを押す必要があり、紙の本や電子書籍と比べて手間に感じた。

聞ける本の数はまだまだ少ないと感じた。
私はハリー・ポッターシリーズが聴きたかったから契約したが、それ以外は特に魅力的な本は無かった。

良い口コミ・良い評判

オーディブルの良い口コミ・良い評判では、ながら聴きに最適だと感じているユーザーが8割以上と分かりました。

以下が良い口コミ・良い評判の傾向と特徴です。

通勤時間・家事・就寝前といったスキマ時間の有効活用に最適なサービスという評判通り、「ながら聴き」での利用者が多いという結果が出ています。

人気声優・俳優・芸人さんによる朗読による品質の高さを評価する意見も多く、この点は最大手オーディオブックサービスならではのメリットです。

通勤時間に使ってます。
誰にも邪魔されず、スキマ時間に勉強できるのでタイパがよくオススメです。

洗い物や洗濯など、家事をしながら楽しめることです。
「本を読みたいけど時間がない…」そんなときにながら聞きできるのがありがたいです。

漢字が苦手でもナレーターの朗読ですらすら話を進められるので、本の苦手な部分が解消された。

ラジオ感覚で利用でき、耳障りの良い声を聞いているだけでも落ち着く。

子供の寝かしつけの際に使っており、好きな本を音で聴けるのがとても良いと感じました。
寝る前に明るいスマホの画面を見せたり、電気をつけて本を読み聞かせる必要がないので安心です。

いちいち書店までに行って本を買わなくて済むし、音で情報をインプットできるので読書嫌いの自分にとって最適なサービスです。

ゆっくりと1人で本を読む時間がなかなか取れないので、移動中や家事をしながら本の世界に浸れるのはとても有り難いです。

30日の無料体験期間や割引キャンペーンを活用でき、意外と無料で使える期間が多い点が気に入っています。

今知りたい分野を有名な声優が朗読してくれるため、聞き入ってしまうくらい魅力的な体験があります。

実際のAudible利用者に聞いた評判の良い作品TOP5

この項目では、実際のAudible（オーディブル）利用者に聞いた「最初の体験としておすすめしたい本」を紹介していきます。

まだオーディブルを利用したことがない方は、無料体験期間中に紹介する作品を聴いてみるとサービスの良し悪しが把握できておすすめです。

ハリー・ポッターシリーズ

ハリー・ポッターシリーズ全7作品がオーディオブックとしてリリースされており、日本語での朗読はもちろん、英語での朗読も楽しめます。

映画『ファンタスティック・ビースト』の元になった『幻の動物とその生息地』もラインナップされています。

「このためにオーディブルを契約した」という方もいるほどの人気ぶりです。

変な家

『変な家』も非常に人気が高く、ハリー・ポッターに続いて評判が良い作品です。

こちらはウェブメディアオモコロに掲載＆YouTubeでの動画投稿で話題を呼び、映画・漫画・小説とマルチメディアで展開されたミステリー作品です。

YouTube動画だけを見た方・映画だけを見た方は、オーディブルでまた1つ違った体験をしてみましょう。

夢をかなえるゾウ

日本国内でもっとも有名な自己啓発本と言っても過言ではない『夢をかなえるゾウ』も人気が高い作品です。

オーディオブックにありがちな失敗談として、最初から難しいテーマの本を聴くと「イマイチ頭に入らないな」という印象が残ってしまいます。

『夢をかなえるゾウ』なら、「普遍的かつ日常的なテーマ」「簡単な言葉づかい」「ストーリー仕立てで聴きやすい」というオーディブル初心者向けの要素が揃っている点で非常におすすめです。

人は話し方が9割

ビジネス書の中でもっとも人気が高い作品は『人は話し方が9割』でした。

近年のベストセラーランキングでは常に上位に入るタイトルなので、作品名だけは聞いたことがある方も多いでしょう。

小説形式ではないビジネス書を試してみたい方に特におすすめの1冊です。

NHKラジオ英会話・ビジネス英語

聴き放題対象ではありませんが、『NHKラジオ英会話』『NHK ラジオビジネス英語』もオーディブルならではの体験を楽しめます。

NHKのラジオ講座をまとめた内容になっており、毎月2回発売されて更新性も良く、テキストも合わせて販売されているので本格的な勉強に役立ちます。

以下の記事でAudibleで英語を勉強するためのおすすめ作品30選を紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。

筆者によるAudibleを実際に使った感想・評価

当メディア「ドクガクデンシ」の編集長である筆者が、実際にAudible（オーディブル）を使っている経験をもとに感想を紹介していきます。

筆者によるオーディブルの悪い感想

筆者が感じたオーディブルの悪い点は以下の通りです。

• その人しか使わない言い回しや、狙いすましたバズワードが全く頭に入ってこない
• オーディオブックとして聴くために向かない本もあった

筆者が聞いた本の中には「3つの再」という単語が出てきましたが、前提なしに「ミッツノサイ」と言われても全く意味が伝わらないですよね。

インパクトのあるバズワードから文章に入るのは自己啓発本や実用書にありがちな手法ですが、それらはオーディオブックとして聞く前提に書かれていません。

小説など物語形式の作品で分かりづらいと感じたことは無かったものの、ジャンルによっては頭に入ってこないこともあります。

筆者によるオーディブルの良い感想

筆者が感じたオーディブルの良い点は以下の通りです。

• 作品数が多く、特に小説と実用書が豊富
• 朗読の品質の高さ、朗読者のキャスティングがAmazonならでは
• 紙媒体・電子書籍との比較は無意味だと分かった

筆者がまず感じたのは「朗読の品質の高さ」と「著名な小説の豊富さ」でした。

なんでも良いから知名度の高い本を聴きたい！という方には非常にマッチしたサービスだと思います。

紙媒体や電子書籍との比較については、そもそも本を読めないタイミングでオーディブルを利用するので「本とは全く別物」だなという印象を持っています。

就寝前に目を閉じて耳を傾けたり、皿洗い中にイヤホンで聴く行為は紙媒体や電子書籍には代替できないものです。

「目を使わなくて良い」という点をオーディブルのメリットに感じるので、筆者はオーディブルを高く評価しています。

筆者のおすすめ作品

筆者がおすすめするオーディブル聴き放題対象の作品は、村田沙耶香著『コンビニ人間』です。

36歳未婚、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。
日々コンビニ食を食べ、夢の中でもレジを打ち、「店員」でいるときのみ世界の歯車になれる――。

「いらっしゃいませー!!」
お客様がたてる音に負けじと、今日も声を張り上げる。

ある日、婚活目的の新入り男性・白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしい、と突きつけられるが……。

Amazon公式サイトより引用

オアシズの大久保佳代子さんが朗読を努めており、「普通とは何ぞや」というテーマがコンビニという狭い箱を通して描かれます。

朗読キャスティングの妙があり、このキャスティングができるのはAmazonのサービスならではだと感じます。

『コンビニ人間』は第155回芥川賞受賞作品としても知られていますが、オーディブルなら「芥川賞受賞作品」や「直木賞受賞作品」で検索してチェックできる点もオーディブルのメリットです。

Audibleのデメリット

Audible（オーディブル）のデメリットとしては、やはり月額1,500円という価格設定にあります。

具体的にオーディブルのデメリットとして、評判が悪い部分は以下の3点です。

本や音楽のサブスクサービスとしては1,000円を超える点から手を出しにくいと感じる方が多く、同Amazonサービスのプライム会員（月額600円）やKindle Unlimited（月額980円）と比較しても割高です。

また、紙の本や電子書籍と比較した場合のデメリットもあります。

見て読む本なら既知の情報の読み飛ばしができ、速読によってオーディブルよりも素早く読み進められます。

しかし、通勤時間・家事・ウォーキング中など、手は使えないけど耳は使える時間を有効に活用したいと考えている方には紙媒体・電子書籍と比較した際のデメリットは無視して良いでしょう。

以下の記事でオーディブルのデメリット7選を解説しているので、この記事とあわせて参考にしてください。

Audibleのメリット

Audible（オーディブル）はAmazonのサービスなので、20万以上の聴き放題コンテンツを収録しています。

具体的にオーディブルのメリットとして、評判が良い部分は以下の6点です。

なにより読書と違い、手と目を使わないので「ながら作業」に向いているという大きなメリットがあります。

当メディアのオーディブル利用者100人アンケートでは、以下のようなシチュエーションで使っているという回答が得られました。

つまり空き時間を有効活用に活用したい人がオーディブルを利用しており、生活の中で移動時間・ウォーキング時間・家事の時間の割合が大きいほとお得に活用できると言えます。

オーディブルのメリットを最大限有効活用するなら、趣味とのマルチタスクもおすすめです。

特にDIY・園芸・手芸・筋トレのような手を常に動かす趣味や、釣り・ソロキャンプ・旅行の移動時間といった待ち時間がある趣味にもメリットがあります。

Audibleを他社と比較した結果

サービス名	月額価格（税込み）	聴き放題 コンテンツ数	特徴
Audible	1,500円	200,000	圧倒的なコンテンツ数 アプリの操作性の良さ 朗読者の豪華さ
audiobook.jp	1,330円 （年払い：833円/月）	15,000	年間プランだと割安 ややビジネス向け
ヒマラヤ	750円 （年払い：625円/月）	10,000	語学やポッドキャストが充実 オーディオブックは約4,000冊
リスボ	1,650円	5,000	落語・漫談・講演に強い
flier	2,200円	1,000	メインは本要約サービス 一部の要約はAI音声再生対応

Audible（オーディブル）を他社と比較した結果、コンテンツ数・クオリティ・朗読の豪華さといった点では他社を圧倒しています。

以下がオーディブルと他社サービスを比較した場合のメリットとデメリットです。

業界最多かつ、Amazonという資本の大きさから来る朗読者のキャスティング力など、他社にはない魅力があります。

ただしオーディブル最大の悪い評判として挙げられる「価格の高さ」が目立ちます。

しかし、オーディブルには「無料キャンペーンの開催頻度の高さ」「一度解約しても再度キャンペーンで無料体験ができる」という明確な強みがあります。

他社のサービスではお試しキャンペーンの再加入ができないため、無料期間中だけ利用してみるのも良いでしょう。

オーディブルが気になる人は無料体験から始めよう

Audible30日間の無料体験はこちら！

キャンペーン内容	30日間の無料体験（無料体験で解約も可能）
開催期間	常時開催
利用条件	過去にオーディブルを利用していない新規ユーザー

Audible（オーディブル）は無料体験キャンペーンを常時開催しているため、評判をチェックするのも良いですが実際に体験してみるのもおすすめです。

デメリットを確認するために利用するのはもちろん、30日間はいつ解約しても期間中は利用可能＆解約すると料金はかからないので継続して利用するかどうかの判断にも活用できます。

オーディブルのキャンペーンによっては最大で3ヶ月無料で利用でき、解約後の期間が空くと無料体験・キャンペーンが再度利用できる点もオーディブルの評判が良い理由の1つです。

Audibleに関するよくある質問