Amazonの「Audible(オーディブル)」は、通勤中や家事の最中に「ながら聴き」で本を楽しめるオーディオブックサービスとして、業界でダントツの知名度があります。
聴き放題という手軽さから気になっている方も多いと思いますが、契約してから「思っていたのと違った」と感じないためには、良い点だけでなくデメリットや注意点にも先に目を通しておくと安心です。
編集長の一言利用歴7年のヘビーユーザーが、悪い点を正直に紹介します!
筆者はオーディブルを7年ほど使い続けているヘビーユーザーですが、正直に言えば「単品購入の価格が高い」「退会すると聴き放題タイトルが聴けなくなる」「ながら聴きだけでは内容が頭に残りにくい」あたりが、実際に使って感じる主なデメリットでした。
さらに2025年6月からは、月880円のスタンダードプランと月1,500円のプレミアムプランという2プラン制に変わり、「どちらを選ぶべきか分かりにくい」という新しい弱点も加わっています。
この記事では、当メディア「ドクガクデンシ」の編集長である筆者が、実際に使い込んで感じたオーディブルのデメリット7選を、2026年の最新仕様に合わせて正直に紹介していきます。


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Audible(オーディブル)のデメリット7選
ここからは、筆者が7年間の利用で実際に感じたオーディブルのデメリットを7つ紹介していきます。結論から言えば、致命的な欠点というより「使い方や本の選び方でカバーできる弱点」がほとんどでした。
まずは全体像を一覧で確認しておきましょう。
- 聴き放題対象外の作品は単品購入の価格が高い
- 退会すると聴き放題タイトルは聴けなくなる
- 「ながら聴き」だけでは内容を覚えられない
- クリップ機能の仕様が使いにくい
- 「斜め読み」や「飛ばし読み」には向かない
- 聴き放題の作品数はKindle Unlimitedほど多くなく、2プラン制も分かりにくい
- ワンボタンで切り替わる再生速度のプリセットが決まっている(調整自体は細かく可能)
以下から、それぞれのデメリットを筆者の体験とあわせて詳しく見ていきます。
デメリット1:聴き放題対象外の作品は単品購入の価格が高い
まず感じやすいデメリットが、聴き放題の対象外になっている作品を単品購入すると、紙の本より価格が高くなりやすい点です。
例として、『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』という聴き放題対象外の本は、Kindle版が1,833円のところ、オーディブル版は3,000円とかなり高めの価格設定です。
ここで押さえておきたいのが、2プラン制での単品購入の扱いです。プレミアムプラン(月1,500円)の会員なら、プラン対象外の作品を通常価格から30%オフで単品購入できます。
今回の例として紹介する『ママ投資家が育休中に1億貯めた株式投資』なら、プレミアムプランの30%を使えば2,100円まで価格は下がります。
一方スタンダードプラン(月880円)は、そもそも毎月1冊を選んで聴くプランなので、聴き放題のように何冊も聴くわけではありません。
つまり「聴き放題の月額を払っているのに、聴きたい本が対象外で追加購入が必要」という場面では割高に感じます。とはいえプレミアム会員の30%オフを使えば負担はかなり軽くなるため、単品もよく買う方はプレミアムのほうが結果的にお得になりやすいです。



聴き放題対象外の本を買うことが多いなら、プレミアムの30%オフをうまく使うのがコツです!
デメリット2:退会すると選んだタイトルは聴けなくなる
オーディブルを退会すると、聴き放題で聴いていた作品は端末にダウンロードしていても聴けなくなります。これはサブスクの性質上ある程度は仕方ないのですが、注意しておきたいポイントです。
聴き放題(プレミアムプラン・スタンダードプラン)の作品は、あくまで会員でいる間だけ聴ける仕組みです。退会するとアプリを開いても再生できない状態になります。
退会後も残るのは、実際にお金を払って単品購入した作品だけです。単品購入したタイトルは、退会後もアカウントに紐づいたまま聴き続けられます。



「気に入った本は手元に残したい」なら、聴き放題ではなく単品購入が必要です
退会のタイミングや、退会後に何が残るのかを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。


デメリット3:「ながら聴き」だけでは内容を覚えられない
オーディブルの魅力である「ながら聴き」ですが、家事や移動をしながら聴くだけでは、内容が頭に残りにくいというデメリットもあります。
これはオーディブルというより、耳からのインプット全般に言えることです。特に図やグラフを見ながら理解する本、専門用語が多い本は、音声だけで完結させるのが難しく、別途テキストや資料を確認したくなる場面が出てきます。
筆者の体験でも、自己啓発本や実用書で「その著者独特の言い回し」や「狙って作られたバズワード」が出てくると、音声だけでは意味がすっと入ってこないことがありました。逆に、前から順番に展開していく小説や物語は、ながら聴きでもしっかり頭に残ります。



ながら聴きに向く本と向かない本があるので、聴く本の見極めが大切です
「オーディブルが聴いても頭に入らない」と感じる原因と対策は、以下の記事で深掘りしています。


デメリット4:クリップ機能の仕様が使いにくい
オーディブルには気になった箇所を保存できる「クリップ機能」がありますが、この仕様がやや使いにくいと感じています。
クリップは、ボタンを押した位置から「直前の30秒」が保存される仕組みです。「今の部分、あとで聴き返したい」と思ってボタンを押すのですが、聴き終わってから押すと、覚えておきたかった箇所の前後が微妙にズレてしまうことがあります。
聴きながら「ここだ」と思った瞬間に反応できればよいのですが、ながら聴き中はどうしても操作が一拍遅れます。もう少し柔軟に範囲を指定できると便利なので、改善に期待したい部分です。
デメリット5:「斜め読み」や「飛ばし読み」には向かない
紙の本や電子書籍のように、ページを行ったり来たりして「斜め読み」「飛ばし読み」をするのは、オーディブルには向いていません。
音声は前から順番に再生されるため、「この章は知っているから飛ばす」「気になる見出しだけ拾い読みする」といった読み方がしにくいのです。すでに知っている内容でも、基本的には最初から順番に聴くことになります。
その代わり、前から順を追って展開していく作品との相性は抜群です。物語やエッセイのように、流れに身を任せて楽しむ本ならデメリットになりません。



情報を効率よく拾いたいなら紙や電子書籍、じっくり浸りたいならオーディブル、と使い分けるのがおすすめです
デメリット6:聴き放題の作品数と、2プラン制の分かりにくさ
聴き放題の作品数そのものは業界最多クラスですが、電子書籍の読み放題と比べると見劣りする点、そして2プラン制が分かりにくい点は正直なデメリットです。
オーディブルの聴き放題(プレミアムプラン)対象は数十万作品で、オーディオブックとしては圧倒的な数です。
ただし、同じAmazonの電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」が200万冊以上を対象にしているのと比べると、数の面では差があります。読みたい本が必ず対象に入っているとは限りません。
| プラン | 月額料金 (税込) | 聴き放題 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Audible スタンダード | 880円 | 毎月1冊選択 | 聴く本が決まっている人向け 月1冊で満足な人のみ |
| Audible プレミアム | 1,500円 | 数十万冊 | 幅広く豪華な朗読 聴き放題なので試し聞きがしやすい |
そして2025年6月からの2プラン制で、新たに「分かりにくさ」というデメリットが加わりました。特に多いのが、スタンダードプラン(月880円)を「安い聴き放題プラン」だと誤解してしまうケースです。
スタンダードは聴き放題ではなく、毎月1冊を選んで聴くプランです。
「880円で聴き放題」ではないので、たくさん聴きたい方はプレミアム、月1〜2冊で十分な方はスタンダード、という選び方になります。ここを取り違えると「思ったより聴けない」と感じてしまうため注意してください。



「スタンダード=聴き放題」ではありません。聴き放題はプレミアムプランの方です!
正直なところ、スタンダードに旨味は感じません。プレミアム推奨です。
デメリット7:ワンボタンで切り替わる再生速度は決まっている(調整自体は細かく可能)
再生速度について、以前は「決まった速度しか選べない」ことをデメリットとして挙げていましたが、現在は正直かなり改善されています。
再生画面のワンボタン切り替えで選べるプリセットは、0.7・1.0・1.2・1.5・1.7・2.0倍の6段階です。ここだけ見ると「刻みが粗い」と感じるかもしれません。
ただし、スライダーや「+」「−」ボタンを使えば、0.5倍〜3.5倍まで0.05倍刻み(PCブラウザは0.1倍刻み)で細かく調整できます。「1.35倍がちょうどいい」といった細かい好みにも対応できるので、実用上の不満はほぼ解消されました。
以前この記事を読んで「速度が6段階しか選べないのか」と思った方は、認識をアップデートしてください。ワンボタンのプリセットは6段階のままですが、細かい調整は問題なくできます。
自分に合った再生速度の見つけ方は、以下の記事で解説しています。


それでも筆者がオーディブルを使い続ける理由



デメリットを踏まえたうえで、筆者が使い続けている理由を紹介します!
ここまでデメリットを7つ挙げましたが、筆者は7年間、半年契約と半年解約を繰り返しながらオーディブルを使い続けています。デメリットを上回るメリットがあるからです。
筆者が感じているオーディブルの良い点は、主に次の4つです。
- 目と手が塞がっていても読書できるので、スキマ時間のタイパが高い
- アプリの操作性がよく、ながら聴きでもストレスが少ない
- 小説など物語作品の「ながら聴き」との相性が抜群
- 無料体験やキャンペーンの頻度が高く、月額を払わずに使える機会が多い
なにより大きいのは、通勤・家事・ウォーキング中など「手は使えないけど耳は空いている時間」を、そのまま読書時間に変えられる点です。
就寝前に目を閉じて耳を傾けたり、皿洗いをしながらイヤホンで聴いたりする体験は、紙の本や電子書籍では代替できません。



「目を使わずに本を楽しめる」という1点だけでも、筆者は契約する価値があると感じています!
デメリットの多くは、聴く本の選び方やプランの選び方でカバーできます。自分の生活に移動時間や家事の時間が多い方ほど、オーディブルの恩恵は大きくなります。
オーディブルの詳しい評判・口コミや、100人アンケートの結果は以下の記事にまとめています。


オーディブルと競合オーディオブックサービスの比較
デメリットが気になる方は、他のオーディオブックサービスと比べてみると、オーディブルの立ち位置が分かりやすくなります。以下は主要なオーディオブックサービスを、料金と聴き放題対象数で比較した表です(2026年7月時点)。
| サービス名 | 月額価格(税込み) | 聴き放題 コンテンツ数 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Audible | プレミアム1,500円 スタンダード880円 | 数十万作品 | コンテンツ数と朗読者の豪華さが圧倒的 |
| audiobook.jp | 1,330円 (年払い:833円/月) | 約15,000 | 年間プランだと割安 ややビジネス向け |
| ヒマラヤ | 750円 (年払い:625円/月) | 約10,000 | 語学やポッドキャストが充実 |
| リスボ | 1,650円 | 約5,000 | 落語・漫談・講演に強い |
| flier | 2,200円 | 約1,000 | メインは本要約サービス 一部の要約はAI音声再生対応 |
料金の安さだけならヒマラヤやaudiobook.jpの年払いが有利ですが、聴き放題の作品数・ジャンルの広さ・朗読者の豪華さではオーディブルが頭一つ抜けています。
有名声優や俳優による朗読、オーディブル独占配信など、Amazonの資本力ならではの魅力は他社にはありません。
正直なところ、現状のオーディオブックサービスはオーディブル1強となっているため、あまり悩む必要もないという結論です。



価格の安さで選ぶか、コンテンツの充実で選ぶかで、おすすめサービスは変わってきます。
しかし、オーディブル以上のコンテンツを提供するサービスはありません。
もしオーディブルと他社のサービスについて詳しく比較したい方は、以下の記事も参考にしてください。


デメリットが気になるなら、まず無料体験で確かめよう
ここまで挙げたデメリットが自分にとって許容できるかどうかは、実際に使ってみるのが一番確実です。オーディブルは30日間の無料体験を常時開催しているので、料金を払う前に「ながら聴き」の相性を試せます。
無料体験期間中に解約すれば料金はかからず、期間中は最後まで利用できます。まずは自分が普段聴きたいジャンルの本が、ながら聴きで頭に入るかどうかを確かめてみましょう。



デメリットの見極めにも、無料体験はぴったりです!
キャンペーンによっては、無料期間がさらに長くなることもあります。最新のキャンペーン情報は以下の記事で随時更新しているので、登録前にチェックしてみてください。




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