【がっかりする理由】Kindle Unlimitedは読める本が少ないと言われる理由をヘビーユーザーが解説

Kindle Unlimitedは「読める本が少ない」と言われることもありますが、結論を言うとジャンルによって読める本の数が変わってきます。

漫画ジャンルは1～3巻まで無料の作品が多く、全巻・最新刊を読み放題の作品が少ない点から「読める漫画が少ない」と言われています。

一方で実用書、ビジネス本、週刊誌・月刊誌は間違いなく読める本が多いと言えます。

この記事では毎月Kindle Unlimitedで20冊近く読書をしているヘビーユーザーの筆者が読める本の傾向について紹介していきます。

以下の記事と合わせて、本当にKindle Unlimitedが自分に合うサービスなのかチェックしていきましょう。

Kindle Unlimitedは読める本が少ないと言われる理由

Kindle Unlimitedで読める本は200万冊以上ラインナップされていますが、その内訳については偏りがあります。

ジャンル	読み放題対象の作品数
漫画	80,000冊以上
小説	50,000冊以上
ビジネス・経済	50,000冊以上
自己啓発・思考	50,000冊以上
趣味・実用	40,000冊以上
暮らし・健康・子育て	40,000冊以上
教育・参考書・資格	23,000冊以上
絵本・児童書	20,000冊以上
雑誌	20,000冊以上
ライトノベル	20,000冊以上

少ないと言われる漫画ジャンルでも8万冊以上が読み放題対象となっており、全巻無料で読める作品は少ないものの人気作品でも1～3巻無料で読めるので冊数自体はかなり多いと言えます。

雑誌に関しても漫画や小説と比較するとそもそもの母数が少ないカテゴリなので、実際はかなり豊富な部類だと言えます（筆者も4冊ほど毎週Kindle Unlimitedで雑誌を読んでいます）。

ただし冊数だけでは読み取れない情報もあるため、以下の項目から特に読める本が少ないと感じるジャンルについて1つ1つ解説していきます。

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全巻読み放題の漫画が少ない

Kindle Unlimitedは全巻読み放題の漫画は少ないものの、読める漫画の数自体は8万冊以上をラインナップしています。

なぜなら1～3巻読み放題の作品が非常に多く、話題の作品や新刊ですら読み放題対象となっているためです。

しかし自社で漫画アプリを展開している出版社には弱く、特に集英社のジャンプ作品・小学館のサンデー作品は試し読みすらできない漫画が大半です。

『僕のヒーローアカデミア』『呪術廻戦』のような看板作品だけでなく、『ドラゴンボール』や『スラムダンク』のような過去の名作も読み放題対象外になっています。

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一方で自社でアプリを持たない出版社・レーベルは非常にラインナップが豊富となっています。

結論としてジャンプ作品・サンデー作品などを期待しているとガッカリするかもしれませんが、むしろ最大手の出版社以外の作品を目当てなら「読める本が少ない」とは絶対になりません。

筆者は実際に漫画を買う前に1～3巻の読み放題を活用し、試し読みが気に入ったら購入しているので、結果的に漫画に使うお金の節約にもなっています。

粗製濫造のAI作品によって読み放題の作品数が増えてしまった

AIで生成された低品質な作品が多い点もKindle Unlimitedが「読める本が少ない」と言われる理由の1つです。

読みたい本のジャンル名で検索すると、AIで作成されたコンテンツが大量に表示されてしまい、人気の作品にたどり着けずに読める本が少ないと判断してしまうユーザーが多いのは事実です。

以下の記事でKindleの検索からAI作品を除外する方法を紹介しているので、検索結果から省きたい場合は参考にしてください。

「Prime Reading」と勘違いしているケースがある

比較項目	Kindle Unlimited	Prime Reading
月額料金	980円	Prime会員なら無料
作品数	200万冊以上	2,000冊以上
ジャンル	Amazonの全ジャンル対象	小説・ビジネス・趣味・絵本・漫画・雑誌・洋書
ライブラリ上限	20冊	10冊

Kindle Unlimitedの類似サービスとして、Amazon Prime会員なら誰でも利用できる「Prime Reading」があります。

Prime Readingは2,000冊程度しか読み放題タイトルがないため、「読める本が少ない」のは間違いありません。

あくまでもKindleを利用して電子書籍を読む際のお試しサービスの位置づけにあるため、本腰を入れて読書をしたい方向けのサービスではない点に注意しましょう。

Kindle Unlimitedで読める本が少ないとは言わせない強いジャンル

Kindle Unlimitedはビジネス・メンタル（自己啓発など）・実用書についてはかなり豊富なサービスです。

何かを学びたい・特定の分野について詳しくなりたい・仕事に役立つスキルを身に着けたい方にはベストとも言えるラインナップなので、知識をつけるために本を読む方には特におすすめです。

一部では週刊誌など雑誌の取り扱いが少ないという情報がありますが、むしろ雑誌のラインナップが豊富なサービスだと言えます。

例として以下のような雑誌が読み放題対象になっており、多種多様なジャンルがラインナップされています。

• 週刊ファミ通
• クロワッサン
• ダ・ヴィンチ
• 月刊週刊女性
• anan(アンアン)
• B-PASS (バックステージ・パス)
• アニメージュ
• 声優グランプリ
• ホビージャパン
• 月刊ザテレビジョン
• ギター・マガジン
• ムー
• POTATO（ポテト）
• 週刊Gallop(ギャロップ)
• 週刊アスキー
• 月刊『優駿』
• 週刊新潮
• FRIDAY (フライデー)
• 週刊FLASH（フラッシュ）
• 実話BUNKAタブー

筆者は『ファミ通』『週刊Gallop』『ホビージャパン』『週刊アスキー』をKindle Unlimitedで購読しているので、その時点ですでに月額980円以上の価値があるサービスだと体感しています。

30日の無料体験期間で読める本が少ないのかチェックしよう

Kindle Unlimitedには新規登録で30日間の無料体験があるため、30日間の無料体験で本当に読める本が少ないのかチェックしてみるのもおすすめです。

自分の読みたいジャンルを読むのももちろんおすすめですが、普段読まないジャンルを読むことによって新しい発見があるかもしれません。

筆者は特に実用書を読むので、自分の仕事に関わる分野の実用書であったり、わずかでも関係のある本を飛ばし読みしてみるのもKindle Unlimitedの賢い使い方です。

どのタイミングで解約を行っても30日間利用できる仕様になっているので、契約した直後に解約しても問題ありません。

実際に読める本が少ないので解約したいと考えた際にも損をしないため、まずは無料体験から始めてみるのをおすすめします。

Kindle Unlimitedの読める本に関するよくある質問

Kindle Unlimitedの読める本や、読める本が少ないという意見に関するよくある質問を紹介していきます。